【前置詞】AMONG|核イメージを押さえて派生意味までマスター

対象物の「前に置く」ことで対象物の位置や動きを示すことができる「前置詞」

基本は名詞類(名詞、代名詞、動名詞)の前に置くものと考えて大丈夫。

ポイント
ポイント

例外もたまーにありますが、品詞こそ名詞でないだけで いずれも名詞的な意味で使われる場合に前置詞に付きます。  例)until recently(形容詞):最近まで

訳は多岐にわたっても、核になるイメージをおさえておけば知らない表現が出てきても想像することができるようになりますよ。

今回は「AMONG」さっそく見ていきましょう。

前置詞「AMONG」の核イメージ

前置詞「among」の核イメージは「雑然とした集合体」

個々のものが明確に意識されない、ゴチャゴチャとした集合体が核。

その集合体に囲まれる、もしくは対象物自身も含まれているイメージです。

ポイント
ポイント

「ゴチャゴチャ」はとてもわかりやすい表現。そのイメージ持ってみてくださいね。「なんとなくたくさんいるな〜」の感じがこの子です。

核イメージから派生した意味・使い方

ゴチャゴチャとした集団が母体なので、「among」の後ろは名詞の複数形、もしくは集合体を表す単語が続きます。

「集合体に囲まれている」を表す前置詞「among」

対象物が人々や物事の「ごちゃごちゃした集合体」に(場所的に)囲まれている状態

He moved among the crowd.
例)彼は人混みの中を動き回った。

He played the piano among people in the park.
例)彼は公園の人々の間でピアノを弾いた。

たくさんの人々の集合体に囲まれているイメージですね。

「集合体の範囲、条件」を表す前置詞「among」

ゴチャゴチャした集合体のもつ幅や範囲、条件を表す。

We’d like to choose the best person among a number of candidates.
訳)我々はたくさんの候補者の中から最高の人を選びたいと思います。

「the best person」は「candidates:候補者」の範囲から選ばれますね。

ポイント
ポイント

集合体だからこそ その集団が構成されている幅や範囲、条件がありますよね。 上の文章も「たくさんの候補者の中」という条件の中で〜ということ。

He is getting a lot of likes among Twitter users.
例)彼はTwitterユーザーの間でたくさんのいいねを獲得しています。

ポイント
ポイント

「among」を使うことで、その集団が3つ以上の人、物、事の集まりであることが伝えられます。その核意識をしっかり持ちましょう。

「集団内の相互を意識し合う」を表す前置詞「among」

集団内で分け合う、共有する、話し合う、等の集団内に「お互い」意識がある

Let’s share the profits among us.
例)私たちの間で利益を共有しましょう。

ポイント
ポイント

「私たちの間でお互いに」利益をわけましょうね〜、ということですね。

The leader divided the task among people who remained here.
例)リーダーはここに残った人々の間で仕事を分担しました。

ポイント
ポイント

「残った人々の間でお互いに」仕事をわけましょうね〜。

押さえておきたい他の前置詞との比較|「among」編

「〜の間」の表現【among / between】

個々を意識しない集合体の中「among」、意識された個々の間「between」

・The castle stands among the mountains.
訳)その城は山々の中に立っています。

・The castle stands between the Tokyo tower and Mt. Fuji.
訳)そのお城は東京タワーと富士山の間に立っています。

補足
補足

個々のものとして意識が向いているのか、向いていないのか、それがこの子達の重要な使い分けですよ。2つか3つかの数の問題ではありません。

「〜の中で」の表現【among / in】

集合体の中の「among」、容器の中の「in」

・He is the oldest among the players.
例)彼は選手たちの中で最年長です。

・He is the oldest in the village.
訳)彼は村の中で最年長です。

※枠意識がない漠然とした集合体「among」、入れ物の枠が意識されている「in」

ポイント
ポイント

たとえば「選手」といっても「特定のチームの中で」という(話し手と聞き手に)共通認識があると、「チーム」という枠意識がでて「in」で表現できますよ。

【番外編】前置詞「amongst」とは?

前置詞「amongst」は「among」よりも後にできた前置詞で、フォーマルな場面や書き言葉として使われるものです。

ルールや意味、使い方は前置詞「among」と同じ。

少しかしこまった場面や手紙や論文の書き言葉のとき、また英語のリズム的に「amongst」の方がしっくり来るときには「amongst」を使ってみても良いかもしれませんね。

基本的には前置詞「among」で大丈夫!

He is the oldest amongst the players.

He played the piano amongst people in the park.

まとめ|前置詞「among」

前置詞「among」の核:「つながり」

派生イメージ

・「集合体に囲まれている」を表す
・「集合体の範囲、条件」を表す
・「集団内の相互を意識し合う」を表す

核イメージをしっかりと押さえ、そこからの派生パターンの傾向を捉えましょう。

かぁさん
かぁさん

言語は話し手と聞き手の状況、お互いの認識等によって使い分けが発生します。 丸暗記ではなく、核イメージを捉えると状況に合わせて使い分けられるようになりますよ!

参考書籍

前置詞を楽しく学ぶ、おすすめ書籍。

「ネイティブの気持ち」を軸に英文法を解説。英文法が嫌いな人に強くオススメ。

私に英文法が「試験のための解法テクニックではない」ことを教えてくれた本です。

初心者から高得点取得者までわかりやすく英文法を学べる英文法書の王道本です。

「1億人の英文法」に比べてかなり真面目要素が強く、教科書のようにしっかりかっちりと解説をしてくれます。

両方を比較すると「1億人の英文法」は英会話のための本、「総合英語Forest」は英語試験のための本という印象です。

前置詞の微妙なニュアンスが漫画で楽しく学べます。

前置詞をそれぞれ単体で取り扱うのではなく、「inとon」「sinceとfrom」「underとbelow」というように「2つの似た前置詞」を比較することで説明してくれるので、それぞれの違いがわかるようになります。

前置詞が苦手な方はまずこの本から読んでみるとモヤモヤが消えるはず。

いつもありがとうございます!!
@eigodekaiwa
ハート

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